リングフィットはすごい！という話

フィットネスを身近にする重要さ

12月の記録でも触れたリングフィットですが、これは良い商品だと思います。
体幹トレーニングを中心とした、自重トレーニングと、やや弱めの有酸素といった、ダイエット向きのトレーニングが、いいバランスで充実しているからです。
過剰な有酸素にはならない程度の内容になっているし、基礎代謝向上が期待できるようにもなっていました。

質の高いRPGを、フィットネスというインターフェイスで楽しむというゲームデザインは新鮮です。
キャラクターデザインや、ストーリーは好みが解かれるかもしれませんが、さすがは任天堂と私は感じました。
個人的には、ゲーム中に表示される、フィットネスや健康に関するTIPSが勉強になる内容が多く、結構好きでした。
私が小学生の時は、ファミリートレーナーというのがあったのですが、技術の進歩に驚かされるばかりです。

ゲームとしてみると難易度は低めとなるのでしょうけど、フィットネスレベルをまじめに設定すると、操作面での地獄を見ますので、そこも良いバランスなのではないでしょうか。
終盤のサブゲームの難易度が高く、強力な武装が取り辛く、歯ごたえがあったのが印象が残っています。

しかし、よくない点も実は少しあります。
ゲーム中の有酸素運動のパートは、
「足ふみ」するか「体をゆする」かをチョイスできます。
本来は「体をゆする」で集合住宅でもプレイできるのですが、
わたくしが現在居住する荒屋では、体をゆする方をチョイスしても、
やや不安な振動が発生しておりました。
これは当時の私の体重が90㎏オーバーで、なおかつ家が荒家という不幸が重なった結果なので、集合住宅でのプレイがダメというレベルではないかと思います。
しかし、太っていてかつ、難のある住宅環境は要注意です。
その場で体をゆすってみて、下の階に迷惑がかかりそうだなと思ったら、プレイ環境に向いていないかもしれません。

というわけで、プレイする不安のある環境の方は、
厚手の運動マットを用意したほうが良いです。
集合住宅なら必須です。
マットがないと、体幹トレーニング中に肘や膝、腰で体を支えるところが痛くなってしまいますので、そう意味でも有ったほうが良いです。
我が家ではこれを購入しました。

運動を習慣化することはリバウンドしにくい体質への変化を促しますが、リングフィットはトレーニング内容的にかなりそのような効果があると思われます。
ゲーム好きの方で、「最近運動をやれていないな」という方は、手に入りやすい環境になりましたから、ぜひチャレンジしてみてください！